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今の時代、学業をおろそかにする芸能事務所に要注意!
今回は、あなたがオーディションに応募する時に、ちょっと考えた方がいい芸能事務所のお話パート2です。
芸能事務所は千差万別、多種多様で、驚きの慣習がある芸能事務所も多いです。
学業軽視もその1つで、そのレベルが常識を超えている場合があります。
企業としてのメンツがある為、表向きは学業を重視している様を装っていますが、その内情は形だけで、全く学業を重視していない芸能事務所がまだまだ多いのが現状です。
芸能事務所に忖度がない当サイトだからこそ、厳しい視点で警鐘を鳴らさせて頂きます。

義務教育中の児童や進学を考えている方は要注意
特に注意すべきなのは、義務教育の小中学生や進学を考えている高校生の方です。
「芸能界に全てをかける」と決めている高校生以上の方はあまり問題がないのかもしれませんが、親御さんが反対している小中学生の方は、以下の様な事が、反対している理由の1つで、想像以上にヤバい事務所がまだまだ存在しているのが現実なんです。
やる気搾取の勘違い芸能事務所に要注意!
まず、義務教育である小中学校に通えないと言うのは憲法違反です。法律違反の更に上の憲法に違反しており、特段の理由もなく、仕事で小中学校に通えないと言う状況は、言語道断になります。
問題なのが、この「通えない」と言う状況に明確なルールがない為、芸能事務所が平気で義務教育の児童に対して、学校のある平日に仕事を入れてきます。
これがテレビ出演の様な大きな仕事ならまだしも、エキストラや小さなイベントでも仕事としてガンガン入れてきます。
それこそ、「1年の1/3くらい休んでも平気だろ?」って言う感覚です。
もしかしたら、親御さんの中にも、このような感覚の方がいらっしゃるかもしれませんが、実際には、出席日数が足りないと進級できなかったり、中学や高校の受験資格が貰えない場合があり、成績だけを見ていてもダメで、かなり注意が必要です。


義務教育上、問題がないと言える明確なルールとは?
小学校高学年になると、徐々に勉強も難しくなり、受験の問題も出てきます。中学校に至っては、よりナーバスな問題になってきます。
「学校に通えない」と言う状況に明確なルールがないと書きましたが、実は、「義務教育のルール」にも、それなりに明確な基準があるんです。
では、「義務教育である小中学生が問題なく学校に通えていると言えるレベル」は、いったいどのくらいを考えれば良いのでしょうか?
それは・・・。
文部科学省が策定した学習指導要領に規定する教育水準を確保できていること。
学習指導要領は、学校教育法施行規則に基づいて定められている為、これがそのまま憲法と同等の効力を持つ訳ではありませんが、「一般的な教育水準」であると言えます。
そして、「国及び地方公共団体は、義務教育の機会を保障し、その水準を確保するため、適切な役割分担及び相互の協力の下、その実施に責任を負う<教育基本法>」と定められている為、この水準が確保できないと判断された場合には、行政処分が下されます。
この為、学校側が問題だと判断した場合、管轄の教育委員会に報告され、ご家庭や芸能事務所に行政指導が入る事になります。
労働基準法違反にも要注意
更に、中学生以下の児童の夜8時(労働基準監督署への届け出で夜9時)以降のお仕事は労働基準法違反ですが、業務上の拘束も法律違反になります。だからと言って、30分~1時間くらいの拘束は、スケジュールや移動の問題もありますので目をつぶりましょう。
しかしながら、平気で2~3時間もオーバーしているのが現状です。これは明らかに最初から意図的に労働基準法を厳守するつもりでスケジュールが計画されているとは言えません。
これが制作会社側の都合で、事務所側がきちんと文句を言ってくれる良い芸能事務所であれば良いのですが、文句を言えない(言わない)芸能事務所も多く、中には、芸能事務所が計画したイベントで、堂々と違反行為を行っている場合もあります。
実は、「労働基準監督署への届け出で夜9時まで許可される場合」でも、自宅まで送迎したり、食事時間を与えたり、十分な睡眠時間を確保したりと、様々な条件が定められているにもかかわらず、送迎なしで深夜0時を過ぎる帰宅、そのまま翌朝7時に渋谷集合といった十分な睡眠時間も確保できない中学生以下の児童の労働基準法違反が常態化しているのが現状です。
見落とされがちですが、実は、「十分な睡眠時間が確保される等児童の健康及び福祉に必要な配慮がなされるように努めること。」という条文は早朝の業務に関する規定でもある為、芸能事務所側は注意が必要です。
実際には、多くの小中学生の児童は、ほとんどトラブルもなく芸能活動ができていますが、これは、保護者が試行錯誤し、学校側と話し合い、事務所側の無理難題に対処しているからです。


欠席日数だけでなく、遅刻や早退によって著しい成績の低下が見られる場合は、欠席日数が30日を超えていなくても問題視される場合があります。

特にアイドル業界を目指す児童は要注意!
「ほとんどトラブルもなく」と書きましたが、では少なからずトラブルになっているのはどの様な場合でしょう?
それが、「アイドル業界」です。
ニュースにもなったので皆さんもご存知だと思います。
地下アイドルに問題が多いのは確かですが、地下アイドルばかりのお話ではありません。
ここでは詳しくは触れないので、いろいろ検索してみてください。
一般的に、中学生以下の児童をメインにお仕事をしている子役事務所では、法令遵守の知識とノウハウがある為、また、保護者が仕事現場に付き添い、送迎する為、問題になることが少なく、「大人と児童を一緒に扱う」大人向けの芸能事務所やアイドルグループの運営で問題になる場合が多いです。
特に大人数のアイドルグループや一部の地下アイドルでは、義務教育中の児童であっても保護者を通さないでスケジュールを決定したり、保護者不在のまま拘束を解かない為、法的な問題が多いです。
では、この様な問題のある運営、芸能事務所を見抜く方法はないのでしょうか?
問題のある運営・芸能事務所を見抜く方法
新規のアイドルグループや芸能事務所でなければ、問題のある運営・芸能事務所を見抜く方法は以外と簡単で、卒業メンバーの卒業理由をチェックすれば良いだけです。
卒業時のコメントは、かなり本質を付いている事が多い為、裏読みせずにそのままストレートに受け取ってください。その中で、「学業」を理由にしている義務教育中のメンバーがいる場合は要注意です。
「病気やケガ」、「違う目標に転身する」といった理由は、仕方のない事や個人の問題ですが、「学業」を理由にしている義務教育中のメンバーがいる場合は「保護者が法律違反に対処しきれなくなった(学校側との調整の限界に達した)」と解釈した方が実情に近いと言えるでしょう。
「学業との両立は難しい」だけで済まされる風潮がありますが、こと義務教育に限っては学業が最優先であり、「両立させなければならない」と言う法律的な制約があります。当然、保護者側から事務所に対して、様々なお願いはしていたはずです。でも、芸能事務所側がそれに対応しなかった(できなかった)結果だと言えるでしょう。

例えば、乃木坂46では、地上波のテレビ出演よりも学業を優先し、きちんと対応できています。

おバカより高学歴の方がいろいろチャレンジできる
「芸能界で必ず成功する!」と断言する強い意思を持たれる方も、その意思は尊重しますが、成功するかどうかなんて、絶対に分かりません。
将来、大人になって、別のお仕事につかなければならなくなった時、その選択肢は広いに越したことはありません。
その際に、学業をおろそかにしていると選択肢が非常に狭くなります。
女の子なら、結婚すれば大丈夫?
今はそんな時代ではありません。
7割の方は共働きで、女性も働くのが当たり前の時代です。
そして、芸能界でも、今の時代、「東大ブランド」がもてはやされ、「謎解き」や「クイズ番組」が流行っています。
おバカキャラも流行っている?
いえ、残念ながら、ただのおバカは流行っていません。
今、流行っているおバカキャラは、「おバカ+本当の天然」だったり、「おバカ+愛されキャラ」だったり、「おバカ+田舎者キャラ」といった、ただのおバカではなく、プラスアルファの類まれな要素が加わっていて、単純に学力が低いだけではありません。
つまり、義務教育期間の方でなくても、大学や専門学校に行けるだけの学力や技術、家庭環境があって、進学したいと考えているのであれば、進学した方が良いですし、それを許してくれる芸能プロダクションに所属しましょう。
有名なタレントが所属している芸能事務所であっても、「高校は通信にしてください」なんて、将来の保障をする訳でもないのに、平気で言ってくる勘違い事務所もありますので、お子さんも保護者の方も「やる気搾取」に注意してください。
もちろん、「学業が全てではない」ですし、「高学歴が偉い訳でもない」ので、勘違いしないでくださいね。
人には向き不向きがあり、勉強は全く向いておらず、芸事に興味があるのであれば、芸事に全力で取り組んでください。あくまで、学業と芸事の両立を考えている場合のお話です。
学業優先でも活躍できなければ意味がない
「義務教育中の学業優先」と「高校生以上の学業優先」では意味が違います。
「義務教育中の学業優先」は法律であり、例外なく全ての方が当てはまります。
当然ですが、学業優先だからと言って、活躍できない訳ではありません。ですが、義務教育中のタレントの活動には様々な制約がある為、高いノウハウが必要です。
この為、タレントを活かしきれない芸能事務所が多いのが実情です。
でも、せっかく芸能界に入ったのに、活躍できなければ意味がないですよね。
それは「学業だけ」であって「学業との両立」はできていません。
「人気が出るかどうか」や「仕事ができるかどうか」は、事務所の実力もありますが、本人の実力も大きいです。この為、判断が難しいのですが、「ファン」はその辺りを非常に詳しく見ています。
オーディションに応募しようと思っている事務所のタレントやアイドルグループのファンをSNSで探して、どの様な不満を持っているかチェックしてみましょう。
学業を軽視している芸能事務所では、その仕事量の差が顕著に表に現れます。
そして、事務所に入ってからでは遅いです。事務所の意向には逆らえません。
事務所に入る前にしっかりチェックしましょう。
学業が理由で仕事量が減るのはある程度は仕方がないとしても、休業してもないのに顕著に仕事量に差がある、育成(育てる事に重点を置いている)期間ではない児童が複数いる芸能事務所は、「学業を軽視している」か「事務所の力がない」か「スケジュール管理能力や調整能力が低い」といった事が挙げられ、どのような理由であっても、「学業を優先させながら活躍しているタレントがいる」以上、その「芸能事務所の考え方が古い」か「能力が低い」事を示している為、注意が必要です。

特に義務教育中の児童がほとんど活躍していない芸プロの場合は、個人の素質や魅力に関係なく、育成段階と見ているか、この手の制約に対応するノウハウがない為なので、あなたが同年代だった場合は、オーディションに合格しても同じ状況になる可能性が非常に高いです。


優秀な人材を、他所に取られる前に手に入れておきたいのです。
義務教育期間中は芸能活動には力を入れず、高校生になってから本格的に活動したい方も多いので、その様な方には適しています。
ですが、多くの芸能事務所では「雑誌モデル」に合格したりと、芽が出て初めて売り出してくれる場合が多い為、事務所は慎重に選びましょう。

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コメント一覧
縦令に義務教育でも小中学校に行かないような自主選択をしたような不就学児・不登校児とか、縦令に義務教育でも小中学校に行きたくとも行けないような不可就学児も、現代今時はゴロゴロ居ます。
特に現代今時の子役その他の芸能界の仕事の内容・質は、学校とか一般家庭とかでは学んだり経験したり出来ないような体験等も伴いがちですし、QUIZ番組・Variety番組等を中心に高度な知識等も身に付きやすそうな傾向も有りますので、学校に行かずに不足したような知識・経験を補うと同時に、礼儀作法・良識等も一般人よりも徹底的に身に付きやすいので、このような不就学児とか不登校児とか不可就学児をこそ、積極的に子役等にスカウトしてみては、如何でしょうか?