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大型オーディションと常時オーディションではどちらが合格しやすい?

2017-09-19

同じ芸能事務所の所属オーディションであっても、期間限定で大々的に開催される「大型オーディション」と、常に募集している「常時オーディション」の2通りの方法で新人を募集している芸能事務所がありますが、果たしてどちらが有利なのでしょうか?
同じ人なら、どのオーディションから応募しても結果は同じなのでしょうか?

大型オーディションと常時オーディションはどちらが合格しやすい?

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オーディションの種類

大型オーディションとは?

大型オーディションとは、募集の締め切りを設けて、一定期間限定で大々的に開催される企画オーディションを指します。
オーディションサイトやオーディション雑誌、関連雑誌や週刊誌、ネット媒体等に宣伝広告を出し、グランプリを決定したり、最終審査を公開してイベント形式にしたり、高額な賞金が用意されたりする場合が多く、グランプリは、テレビ番組やネットニュースに取り上げられたりする為、非常に話題性の高いものになります。
特に有名な大型オーディションには、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」や「全日本国民的美少女コンテスト」、「ジュノンスーパーボーイコンテスト」、「東宝シンデレラオーディション」といったオーディションがあります。

常時オーディションとは?

常時オーディションとは、その名の通り、期間を設けず、常に募集されている新人オーディションの事で、常に募集されている為、特に宣伝等は行われません。
いつでも好きな時に応募できる為、応募者側の利便性は高く、事務所側も有望な逸材の獲得チャンスを逃さない為、とりあえず窓口を設置して募集している芸能事務所が多いです。
芸能事務所側としては費用が掛からないのがありがたい反面、お金をかけて宣伝しない分、応募者数は少なく、仮に有望な新人が現れても話題性に欠ける為、常時オーディションやスカウトで獲得した新人に、わざわざ大型オーディションを再度受けさせて、その新人の話題性を高める芸能事務所もあります。
ただ、大型オーディションを開催する必要がない有名芸能プロダクションや、常時オーディションしか開催しない芸能プロダクションも多くありますので、志望事務所の募集状況をよく確認してください。

その他のオーディション

オーディションには、大型オーディションと常時オーディション以外にも、いろいろな形態のオーディションが開催されています。
歌に特化したもの、お笑い、お芝居、ダンス等、その形態に特化した企画オーディションがあり、当然ながらその募集内容に合致する優秀者が合格できます。

大型オーディションと常時オーディションではどちらが受かりやすい?

まず、常時オーディションが開催されている芸能事務所で、大型オーディションの開催期間中に常時オーディションに応募しても、せっかく大型オーディションを開催しているのですから、基本的には大型オーディションに合流する形になるでしょう。
常時オーディションで合格させるより、大型オーディションで合格させた方が事務所側にも応募者側にもメリットがある訳ですから。

では、大型オーディションが開催されていない時期に常時オーディションに応募するのと、大型オーディションに応募するのとでは、果たして同じ人が同じ芸能事務所に応募しているのに、その合格率に違いは出るのでしょうか?

芸能事務所の担当者や方針によっても変わる為、ハッキリと明確には言えませんが、基本的には「大型オーディションに応募する方が受かりやすい」と言えます。
特に受かりやすい人は、ずばり、有望な逸材です。
上記の通り、基本的に大型オーディションは莫大な費用が発生していますので、運営側も合格者を出さない訳にはいかないですし、注目が集まれば集まるほどそのオーディションの合格者の話題性が高められるし、芸歴の1つにもなるので、事務所側としても一石二鳥になります。
しかし、常時オーディションでは、特に「今」合格させる理由もなく、また、その他に良い人材がいないかどうかを比べられない為、その人材がどの程度の逸材なのかが事務所側としても判断できないと言う欠点があります。
もちろん、過去の逸材とは比べられますから、明らかに有望な逸材であれば当然合格させますが、いくら有名なスカウトマンであっても、凄腕の超敏腕マネージャーであっても、原石を見抜くのは非常に難しく、その証拠に、上記有名大型オーディションのグランプリ受賞者であっても、実は全く売れていない人の方が多いのです。

特にまだ成長中の小学生については、よりいっそう判断が難しくなる為、年々募集年齢は低下している傾向にはありますが、芸プロでは概ね12~13歳以上からの募集になっているところが多く、成長がある程度終わっていない子の場合は判断を据え置かれる傾向にあります。

それでも、待ちきれないという方、低年齢の方は、子役事務所か子役部門のある芸プロを受けると良いでしょう。芸歴がないと所属できない芸プロもありますし、芸歴のある子の方がお仕事のオーディションにも通りやすいと言うメリットがあります。

まとめると・・・

  • 超逸材
    大型オーディションでも常時オーディションでも合格できます。
  • 逸材
    大型オーディションの方が受かりやすい。
  • 何かしらの取り柄がある人
    取り柄に合致した企画オーディションに受かりやすい。
  • 凡人
    養成所・芸能スクールから始めましょう。

大型オーディションでは数千通を超える応募があり、中には1万通を超える有名な大型オーディションもある為、当然ながらライバルが多くなります。
この為、一見、大型オーディションの方が受かりにくいと感じますよね?
はい。1万通の中から選ばれるのは大変そうです・・・。
だけど、常時オーディションであっても、同じ芸能事務所なのですから、基本的には合否を決めている人は同じなので、大型オーディションが開催していない時期であっても、前回の大型オーディションの参加者1万人と比べられていると思ってください。
なるほど。そう言われればそうですね。
但し、大型オーディションを開催している大手の芸能プロダクションばかりが芸能事務所ではありません。CMやドラマ、映画のオーディションでは、それぞれにあった役柄と言うのがあるので、とにかくどこかに所属して、お仕事のオーディションに数多く行かせてもらえるかどうかの方が重要と言う考え方もありますので、よく覚えておきましょう。

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