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アイドルグループの最新人気調査2018「SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48」編
憧れのアイドルグループですが、流行り廃りがあるのも世の常。
やっぱり、これからアイドルになりたい!と考えている方は、「大好きなアイドルグループに入りたい」と言う方も多いと思いますが、できれば「人気のあるアイドルグループに入りたい!」と思っている方が多いでしょう。
前回、アイドルグループの最新人気調査2018「AKB48、乃木坂46、欅坂46、ももクロ、モーニング娘。」編として、AKB48、乃木坂46、欅坂46、ももクロ、モーニング娘。の人気度調査を行いましたが、今度はAKB48グループの各支店グループについて、Googleトレンドと言う人気指数調査方法を使って、人気調査をしてみます。
アイドルグループの最新人気調査<過去5年間の推移>「SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48」編
それでは、早速SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48の5グループの人気度をGoogleトレンドを使って過去5年間の検索数DATAを見てみます。
SKE48、NMB48、HKT48の3グループは、結成が古いという事もあって、やはり、初期メンバーの卒業、既存メンバーの高齢化に伴って、人気は目に見えて下がってきています。
それに比べて、NGT48、STU48の2グループは結成が新しい為、初期メンバーも健在で、主力メンバーもまだ若い為、人気は上がってきています。
ちなみに、2017年の6月に著しくNMB48の人気度が上昇していますが、これは第9回総選挙で、NMB48の須藤凜々花が結婚を発表して騒がれた為、人気と言うか、知名度、検索数、露出数が著しく上昇した為です。
2011年~2013年頃は、所謂アイドルブームと呼ばれるアイドル全盛の時代であり、現在は、アイドルブームが去ったとまでは言いませんが、落ち着いてきている為、HKT48の人気の下がり具合は許容範囲と言えるでしょう。
アイドルグループの最新人気調査<過去12年間の推移>「SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48」編
ちなみに、SKE48、NMB48、HKT48の人気の頂点はいつだったのかを見てみましょう。
突出DATAを平均化してみると、SKE48の人気の頂点は「2013年1月」で、矢神久美、桑原みずき、高田志織、平松可奈子、赤枝里々奈、小木曽汐莉、上野圭澄、原望奈美、小林絵未梨のなんと9名ものメンバーが同時に卒業を発表していました。
この頃を頂点に、急速に人気が落ちている事が分かります。
突出DATAを平均化してみると、NMB48の人気の頂点は「2013年6月」で、7thシングル「僕らのユリイカ」が発売された時期で、特にその時期に主要メンバーの卒業やスキャンダルといった事はなく、その後、人気メンバーの卒業や主力メンバーの高齢化、メンバーのスキャンダルや坂道シリーズの台頭等により人気が緩やかに低下している感じです。
突出DATAを平均化してみると、HKT48の人気の頂点は「2013年9月」で、2ndシングル「メロンジュース」が発売された時期で、特にその時期に主要メンバーの卒業やスキャンダルといった事はなく、その後、人気メンバーの卒業や主力メンバーの高齢化、メンバーのスキャンダルや坂道シリーズの台頭等により人気が緩やかに低下している感じです。
アイドルグループの最新人気調査<過去90日間の推移>「SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48」編
次に、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48の5グループの最近の人気度を、過去90日間の検索数DATAについて見てみます。
1月末にSTU48の人気が上昇しているのはデビューシングル「暗闇」が発売した為です。
又、冠番組「セトビンゴ」の放送もありました。
しかし、この「セトビンゴ」は3月末まで放送されていたのですが、人気度は全く上がらず、STU48の不人気具合が明白化しています。
NGT48は徐々にですが、人気が上がっており、比較的好調の様です。
SKE48、NMB48、HKT48の3グループの人気度は、ほぼ横ばいで、NMB48とSKE48の人気はほぼ同じくらいだと言えます。
そして、少し落ちて、HKT48が3番人気になっています。
但し、SKE48、NMB48、HKT48の3グループは人気が徐々に低下してきており、NGT48のみが緩やかに人気が上昇している為、今後、NGT48が一番人気になるでしょう。
これは、どのグループが頑張っているとか、メンバーの人気とはあまり関係がありません。
アイドルグループの成長過程として、成長期、成熟期、衰退期というライフサイクルがある為、既に衰退期に入っている3グループは、成長期のNGT48には勝てない運命にあるのです。
「AKB48姉妹グループ」と「AKB48」「乃木坂46」「欅坂46」の人気度の比較について
ちなみに、これら姉妹グループの人気度を本家AKB48、乃木坂46、欅坂46と比較すると、次の様になります。
姉妹グループの人気度と比較してAKB48の人気度はかなり大きく、腐ってもAKBと思われそうですが、実はこれは、姉妹グループがAKB48グループとも呼ばれる為で、AKB48と言うキーワードは、実情を考えると、AKB48グループと読み替えて良いでしょう。
つまり、世間的な人気度、認知度、知名度は、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48の全てのAKB48グループの全人気度を総動員しても、欅坂46とほとんど変わらないといった感じになります。
そしてそのはるか上を行っているのが乃木坂46になります。
「STU48」の人気度について
最後に最も新しい48グループである「STU48」の人気度をもう1度見てみましょう。
AKB48グループの新グループである為、STU48の人気、知名度は徐々に上がっています。
しかし、同じ秋元康プロデュースである「ラストアイドル」と比較すると、人気の伸びが悪い事が分かります。
ちなみに、ラストアイドルのデビューシングル「バンドワゴン」と、STU48のデビューシングル「暗闇」の売上を比較して、人気度を語る方がいますが、CD売上はその販売手法に大きく左右される為、人気度の比較にはあまり参考になりません。
ただ、ラストアイドルは、テレビ朝日系列の全国放送の地上波テレビ番組でもある為、これと比較してしまうのは少し酷だと言えます。
しかし、STU48は、まだ劇場を持っていません。
しかも、船上劇場と言う非常にインパクトのあるシロモノが準備されています。
この船上劇場がどの様に運用されるかは不明ですが、既に当たり前になっている「会いに行ける」程度ではないレベルにまで持っていける可能性を秘めています。
STU48は、この船上劇場が稼働してからが本当の意味でのスタートになるので、そこからの人気度アップに期待が持てます。
乃木坂46は、この成熟期の期間を如何に長く取れるかですね。
しかし、AKB48グループの様な多人数の研究生システムでは、新メンバーを売り出す場合、1人や2人を推すのが精一杯で、運営贔屓は他のファンから反感を買いますし、グループ、人数が多すぎる為、順番に推しを変えていく必要もあり、長期間推し続ける事ができません。結果として、誰も主力に育たないまま高齢化していってしまっています。
不人気メンバーは握手要因としても機能しないですからね。
AKB48グループの地域密着型の劇場公演による「会いに行けるアイドル」と言うコンセプトは、2011~2013年のアイドルブーム時に全国に広まり、様々なご当地アイドルが誕生し、今や「ハグができるアイドル」や「デートができるアイドル」等の地下アイドルにまで発展し、「会いに行ける」というコンセプトは、今や当然のものとなっています。
そして、アイドルグループの人気を長期的に継続させるのに重要なのは、如何に新メンバーを売り出すか、そして如何に世代交代を成功させるかですね。
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